導入事例

ハモンズ社が WhatsUp Gold を使って オーダーメイド家具の販売を効率化

WhatsUp Gold のネットワークパフォーマンス・ダッシュボードは、ハモンズ社が重要なアプリケーション可用性の問題を解明するのに役立ちます

ハモンズ社は、創立後80年以上にわたって堅実に操業を続けるイギリスの大手オーダーメイド家具の製造及び販売会社です。プリマスからフォルカークまで86の直販店を展開するとともに、複数の大手家具販売店と寝室、キッチンやオフィスに設置する多岐に渡るオーダーメイドのイギリス製家具を提供するパートナーシップ契約を結んでいます。

他社と競合していくためには家具の値段をあまり高額に設定することはできません。そのため、ハモンズにおいてはそのオペレーション、とりわけITにおける効率の向上が重要課題となっていました、とハモンズのネットワーク・サーバー管理者のジョーダン・オールダム氏は説明します。「どの時間帯においても、119のリモートサイトとレスターシャーにある2つの本部オフィスから、およそ700人ほどのユーザーがオンライン接続をして働いています。60のサーバーと150の Cisco ネットワークデバイスが、全社を緊密につなげています。」

複雑なネットワークの管理 – それは複雑で困難な仕事である必要はありません

オールダム氏は同社のネットワーク環境が複雑であることを十分承知していますが、ネットワークを監視・管理することにおいては可能な限り複雑さを取り除かなければならないと考えていました。これが、ハモンズ社が2013年にイプスイッチの WhatsUp Gold ソフトウェアに投資し、さらに2014年の初頭に WhatsUp Gold プレミアム・エディションにアップグレードした理由です。この投資によってITの仕事は容易になりました。

オールダム氏は、「業務を遂行するのに2つの主要システムがあります。1つはセールスとマーケティング用のシステム、もう1つは IBM の iSeries です。いずれも全社規模で使われています。」と説明します。「これらのシステムは注文、お客様からの詳細な指示を製造チームに伝えること、日程調整など、様々な業務を処理するのに使われ、これらのシステムなしでは会社の業務が成り立ちません。これらのシステムがダウンしたときにそれをリアルタイムで検知することは、私たちにとっての最重要課題です。」

ハモンズ社は、WhatsUp Gold を導入する前に、ほかの選択肢も検討しました。まず、よく知られたオープンソースのソリューションが検討されましたが、ソフトウェアが複雑過ぎたため却下せざるを得ませんでした。オールダム氏はこう説明します。「私たちは使ってみようと試みました。『試みた』としか言えません。複雑過ぎて断念しました。実際のところ、メインセットアップページにたどり着くことすらできませんでした。」

オールダム氏がよく使われている商用のすぐに使えるソリューションをダウンロードしたときは、うまくいきそうに見えたのですが、ぬか喜びでした。「商用ソフトウェアはセットアップするのがずっと簡単で、問題なく始動させることができました。ですが、数日使ってみて、必要としている詳細なレベルの情報も、監視機能も得られないことがわかってきました。利用率に関する情報や、サービス監視機能などは欠かせません。」

ハモンズ社はもっと良いソリューションを求めてリサーチを続けました。オールダム氏が「使っているブラウザで ”leading monitoring software” とタイプしたら、WhatsUp Gold が見つかりました。」そして、「再販業者であるエディンバラのグラント・マクグリガー社が、WhatsUp Gold の試用版を使えるようにしてくれ、スムーズに稼動するよう細かいところまでサポートしてくれました。WhatsUp Gold はとても納得のいくものだったので、スタンダード・エディションを購入することに決めました。」オールダム氏は、機能面で勝っていたことに加えて、特にその使いやすさの点で、WhatUp Gold が前に検討した2つの候補よりも良い選択だったと説明します。

ファイバー接続のリンクに障害、使いやすさが迅速な復旧を可能に

「我が社の主要インターネットラインであるファイバーラインは、デザインの予約を始めあらゆるリモートサイトからの通信の接続、VPN を通じてのリモートユーザーへの接続、Web サービスへの接続などの要です。もし、ファイバーラインがダウンすれば、誰も接続できなくなってしまいます。そしてある日曜日、ファイバーラインに障害が発生しました。WhatsUp Gold を導入する前だったら、気がついた誰かがマネージャーに電話し、報告を受けたマネージャーが私たちに電話するまでダウンに気がつかなかったでしょう。でも実際は、ラインがダウンしたときすぐに自動警告を受け取ることができました。そしてその障害の詳細レポートを分析して、ユーザーから苦情が出始める前に問題を解決することができたのです。」

1年後のアップグレードで、分散ネットワーク機能を追加

1年後の2014年初頭、ハモンズ社が WhatsUp Gold を購入して1年を迎えたとき、更新の際に、オールダム氏はスタンダード・エディションからプレミアム・エディションに切り替えました。プレミアム版には、ハモンズ社のような規模の会社に必要なディスカバリと監視の追加機能 - 完全に統合された無線ネットワークのマッピングと監視、拡張されたリアルタイムのモニタリング視覚情報、WMI アプリケーション監視とハードウェア監視など - が含まれます。

オールダム氏は WhatsUp Gold プレミアム・エディションのハードウェア監視がコンポーネント・レベルまでカバーする点を大いに評価しています。このおかげで、以前は隠れて見えなかった問題を発見でき、ユーザーからのネットワークやアプリケーションへのアクセスに影響が出るより先にITチームが問題を検知できるようになったからです。「もしファンが故障したり、サーバールームのサーバーの電源に問題が生じたりすれば、警告を受けることができます。その内容に応じて、問題が悪化して機能不全に陥る前に、故障を直したり、必要があれば交換したりすることができます。」

WhatsUp Gold の先進的なレイヤ2ディスカバリもハモンズ社で大いに活用されています。「レイヤ2ディスカバリがとても便利なことがわかりました。すべての接続デバイスを含めて、ネットワーク全体のマップを作成した直後に、あるリンクがダウンしていることが判明したのです。」

再販会社による高いレベルの個別サービス

この1年間にわたって、ハモンズ社が利用している再販会社のグラント・マクグレガー社は、高いレベルの個別サービスを提供してサポートを続けてきました。「グラント・マクグレガー社にはいろいろとお世話になりました。何か問題が起きると、まずグラント・マクグレガー社にメールしました。すると彼らはすぐに応答してくれ、スクリーンショットを送ってくれたり、何をするべきなのか説明してくれたりなど、様々な形で手助けしてくれました。」

オールダム氏は、WhatsUp Gold の機能と直感的に優れたインターフェースに非常に満足しています。「このソフトウェアは本当に使いやすいです。我が社のネットワークのサイズを考えると、ネットワーク監視は極めて大きなタスクと言えます。それなのに、WhatsUp Gold を使ってネットワーク全体を監視するよう設定するのに1日しかかかりませんでした。これは、少なくとも私にとっては驚くべきことです。」

WhatsUp Gold ネットワーク監視ソリューションでネットワーク上のすべてを監視