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IT管理者に必要な8つのスキル(技能と協調性)

IT管理者に必要な8つのスキル(技能と協調性)

社員を募集する場合、雇用者は応募者を多面的に評価したいと思うものです。考慮すべきいくつかのポイントをご紹介します。

人事部は、ある仕事を定義するときに「ハード面」と「ソフト面」のスキルを指定することを好みます。特定の専門知識と技術、つまり必要な作業を実行するための知識とそれを適用する能力が必要です。それはハード面の技能スキルです。一方、企業に所属する社員として人間性も一定の基準を満たす必要があります。好ましい態度。生産的なコラボレーション能力。効果的にコミュニケーションをとる能力。これらはソフト面の協調性スキルです。

優れたIT管理者として認められるためには、ハード面とソフト面の両方のスキルが必要です。ハッキングなどの攻撃から守り、組織やデータを確実に保護することは極めて重要かつ困難なので、サイバーセキュリティはすべての業界で最重要課題の1つです。当然のことながら、セキュリティ関連のスキルは、 IT管理者の履歴書に欠かせないものです。そのほかにはどのようなスキルが必要でしょうか?IT管理者の履歴書に記入できるのが望ましい3つのハード面スキルと5つのソフト面スキルについて説明します。

 

ハード面のスキル: 高い技能を持った専門職

1. 専門知識

何がどう動作するか、何と関連して動作するか、どうしてそのように動作するか、などを十分理解する必要があります。

  • オペレーティングシステム、可視化ソフトウェア、ネットワークなどのアーキテクチャと管理についての理解
  • システムとネットワークのアーキテクチャをデザインし、評価する能力
  • プログラミング/ソフトウェア開発と分析
  • 複数のプログラミング言語とスクリプト言語に熟練していること
  • コンポーネントの仕組み(ルーターとスイッチ、ファイアウォール、ネットワークロードバランサなど)の理解

2. 問題解決能力

問題を診断し、データを分析し、データをモデル化できなければなりません。そのためには細部まで綿密に注意を払う必要があります。急速に進化する環境で問題を解決するには、革新的で先見的なアプローチが必要です。

3. より高い専門知識の追求欲

学習意欲はそれ自体は「スキル」ではありませんが、継続的な知識追及を行わなければ技術的スキルは保持できません。次のようなことが求められます。

  • トレンド、ベストプラクティス、スタンダード、手法などに関して常に最新情報を入手する
  • 最新のインターネット関連の脆弱性を認識し理解する

ソフト面のスキル: 協調性のある人格者

1. 熱意

テンションが高すぎると敬遠されますが、自分の仕事にやりがいを見出し情熱を注ぐことができないなら、ふさわしい仕事ではないかもしれません。熱意は日々の仕事の遂行を支えます。IT問題や解決策について組織内の他の人たちに知らせたり、説得して協力を得なければならないようなときは、大きな威力を発揮します。

2. 適応性

変化が絶え間なく生ずる世界においても、テクノロジーの変化は群を抜いて急激です。IT部門の「平和と静寂」は常に脅かされます。柔軟な適応力は欠かせません。

3. コミュニケーション能力

職位に応じて、経営陣、同僚、顧客、あるいはベンダーとコミュニケートする必要があります。次のようなコミュニケーション能力が必要です。

  • 精通した技術者にも、技術的なことはよくわからない人にも伝わるよう、複雑な概念を口頭または書面で表現する能力
  • プレゼンテーション能力
  • 人の話を「能動的に」聴く能力

4. コラボレーション能力

IT管理者同士での緊密な協力は当然ですが、今日では、組織全体にわたって個人や部門と連携する、より幅広いコラボレーション術を身につけなければなりません。前項のコミュニケーション能力とも大きく関係します。

5. ネットワーク力

技術的な意味のネットワークではなく、人と人とのネットワークです。知人を介して新しい知己を得たり、キャリア・アップにもつながるかもしれません。他のIT管理者の経験と考察を参考にして、自分の組織に適したより良いソリューションを見出すのに役立てることもできます。

IT管理者の重要な職務

技術的なプロテクションに問題がある場合は別として、ほとんどの組織にとって最も大きなセキュリティリスクの要因は人的ミスです。サイバーセキュリティに関しては全員が主体的に取り組む必要があります。IT管理者は、セキュリティがなぜ重要であるかを周知し、行動と製品を保護するために、日常的に何ができるのか、何をすべきかを全社に徹底させる責任を負います。一般社員はITには精通していないので、リスクと解決策について理解しやすい言葉で説明できる必要があります。専門用語は避け、必要でない限り技術用語も使わない工夫が必要です。

ドイツのソフトウェア企業EXASOLの最高経営責任者(CEO)である Aaron Auld 氏は、「様々なレベルのIT意思決定者が、デジタル革命を最大限に活用するスキルの欠如がビジネス上の問題だと指摘し、機械学習、AI、ビッグデータ分析などのテクノロジーを採用する必要性が叫ばれています。」と話します。氏は、必要とされているのは、データ科学者、データ分析にとどまらず、「創造性と幅広く洞察を得るためにものごとを深く追求する能力」を持ったIT専門家だと考えています。

彼の強調するポイント - 他の多くの企業トップや政府リーダーも同様のことを指摘していますが - は、その洞察を実行可能なビジネスプランに変換できない限り、データ分析をいくら行っても価値がないということです。

IT管理者は、ハード面とソフト面のスキルを適切に補完して、自分自身の将来と組織の未来を成長させることができます。これはかなり堅固なポジションになります。

 

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