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2021

プログレスが WhatsUp Gold 2021.1 でログ管理アーカイブを導入

ネットワーク監視ソフトウェア WhatsUp Gold の最新リリースで、使いやすさとセキュリティが強化され、コンプライアンス要件をより容易に満たすことができます。

マサチューセッツ州ベッドフォード、2021年9月21日 インパクトの大きいビジネス・アプリケーションを開発、展開、管理する様々な製品を提供する Progress (NASDAQ: PRGS) は、本日、定評のあるネットワーク監視ソフトウェアである Progress® WhatsUp® Gold の最新リリースを発表しました。この最新バージョンには、ログ管理アーカイブのサポートをはじめ、OpenID Connect、Microsoft Edge、およびCisco Meraki ワイヤレスデバイスの拡張サポートなどが加わり、使いやすさとセキュリティが強化されました。

ネットワーク管理者やシステム管理者は、意思決定を迅速化し、多様なセキュリティ脅威に対処し、おびただしい数の接続されたデバイス、スイッチ、ルーター、ワイヤレスアクセスポイント、ファイアウォール、クラウドリソース、サービス、アプリケーションを管理する必要があります。管理者は、問題を素早く検出し、エンドユーザーや顧客に悪影響を及ぼす前に修正する必要があります。ログは、トラブルシューティングとセキュリティ可視性の両方のために重要です。ログ記録の収集、分析、保存を適切に行っていないと、デジタル攻撃のリスクが増大します。

ログ管理アーカイブ

ほとんどの規制では、コンプライアンスのためにログの収集と保存が義務付けられていますが、多忙な IT 部門にとって監査のためにネットワーク、システム、セキュリティデータをすべてチェックすることは、重荷です。WhatsUp Gold ネットワーク監視ソリューションの最新リリースでは、ログ管理のサポートとして、ログ管理アーカイブが追加されました。この機能を使うと、ネットワークデバイス、サーバー、オペレーティングシステム、アプリケーションなど、すべてのログソースを簡単に検索、アーカイブ、取得できるようになります。

WhatsUp Gold 2021.1 を使用すると、ユーザーは履歴ログを取得してセキュリティ違反やデータ侵害を詳細に調査したり、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)、一般データ保護規則(General Data Protection Regulation、GDPR)、HITRUST Common Security Framework (CSF) などの規制要件に準拠していることを証明したりできます。パフォーマンスに影響を与えることなく履歴データを保持することができます。すべて、容易なトラブルシューティングが可能になる、先駆的な WhatsUp Gold のインタフェースから実施できます。

「ログ管理アーカイブは、トラブルシューティングの重要な部分であり、常に IT における課題ではありますが、過小評価される傾向があります。」と、Info-Tech Research Group の主任研究ディレクターである Fred Chagnon 氏は述べています。「サイバーセキュリティ脅威の頻度と複雑さが増加し続けているので、企業はオープンマインドを持ち、ネットワーク監視を最適化する新しい方法を採用し、インフラストラクチャを安全に保つために必要なツールをスタッフに提供する必要があります。」

WhatsUp Gold 2021.1 ネットワーク監視ソリューションに追加されたそのほかの機能は次の通りです。

OpenID Connect のサポート
OpenID Connect を使用すると、ネットワーク管理者は、パスワードファイルを所有および管理しなくても、Web サイトやアプリ全体でユーザーを認証できます。WhatsUp Gold の最新リリースでは、WhatsUp Gold 内のユーザーの認証に標準ベースの OpenID Connect プロトコルを活用して、ユーザーアクセスを認証できます。1つのオープンスタンダードベースの OpenID ソリューション全体でユーザーを統合的に調整でき、シングルサインオン、多要素認証、その他のトークンベースの外部認証が容易になります。アプリケーション全体でユーザー権限を管理して侵害を防ぎ、全体的なセキュリティ体制を強化できます。

Cisco Meraki サポートの強化
WhatsUp Gold の組み込み Cisco Meraki サポートとして、MX100クラウドマネージド型セキュリティアプライアンスと MS125-24スイッチが追加されました。切断、セキュリティゲートウェイエラー、SNMP 接続、その他の一般的な問題について、Cisco Meraki の実装を監視できます。

Microsoft Edge ブラウザのサポート
Chrome と Firefox ブラウザに加え、Microsoft Edge を使用してWhatsUp Gold にアクセスできるようになり、古い Internet Explorer ブラウザをサポートする必要がなくなりました。

プログレスの John Ainsworth コア製品担当上級副社長は、次のように述べています。「現代のビジネスは、安全で機能的で高性能なネットワークなしでは生き残れません。本日のリリースで導入されたログ管理アーカイブ機能とセキュリティ機能は、WhatsUp Gold の進化における重要なステップです。使用者は、よりシンプルにほとんどすべての問題を検出、診断、トラブルシューティングすることができ、解決までの時間も短縮します。」

WhatsUp Gold ネットワーク監視ソフトウェアを使用すると、中小企業から大企業まで、企業の規模にかかわらず、IT インフラストラクチャとアプリケーションを継続的に監視および管理し、高レベルのパフォーマンスと可用性を確保できます。WhatsUp Gold は、そういった点を広く認められ、PC Magazine の「2020年のベストネットワーク監視ソフトウェア」リストに記載され、Network Computing UK や PC Pro Magazine などの専門誌でも高い評価を得ています。

WhatsUp Gold 2021.1 は本日より入手可能です。 詳細については、https://www.whatsupgold.com/jp をご参照ください。

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プログレスについて
プログレス(NASDAQ:PRGS)は、インパクトが大きいビジネスアプリケーションを開発、展開、管理するための先進的な製品を提供します。プログレスの包括的な製品スタックは、テクノロジー部門の生産性を高めるように設計されており、オープンソースコミュニティにも深く関わっています。プログレスの製品を使用することで、戦略的なビジネスアプリケーションの作成と配信を加速し、アプリの設定、展開、スケーリングのプロセスを自動化し、重要なデータとコンテンツをよりアクセスしやすく安全なものにすることができます。これは、競争力のある差別化とビジネスの成功につながります。1,700を超える独立系ソフトウェアベンダー、10万社以上の企業顧客、および300万人強の開発者コミュニティーが、プログレス製品を使用してアプリケーションを強化しています。詳細については、ホームページ www.progress.com をご覧ください。

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